余震で注意することは?
火曜日, 2月 22nd, 2011大きな地震が発生すると、必ず複数回の余震が発生します。
被災地の人々は、大地震による被害に嘆く余裕もなく、ここから長い期間余震の恐怖と戦うことにもなり、余震に対する十分な知識と備えが必要です。
余震が続く期間は様々ですが、場合によっては数ヶ月続くこともあり、今回の東日本大震災のケースも大小合わせて余震が数ヶ月に渡り続くと予想されています。大きな余震が発生する可能性は日数が経過するにつれて低くなりますが、かといって油断はできません。
余震の大きさについては、本震の規模を上回る余震が発生する可能性は極めて低いものの、それに近いマグニチュードの余震が発生する可能性は十分にあります。
例として、2004年末のスマトラ沖地震ではマグニチュード9.3という数値を記録しましたが、この3ヶ月後の2005年3月に、同じ地域でマグニチュード8.7の地震が発生しており、これはスマトラ沖地震の余震とされています。
また、東日本大震災においても本震から約1ヶ月後の4月7日に、同じ区域を震源とするマグニチュード7.1、最大震度6強という大きな余震が発生しており、不幸にもこの地震による死者もでました。東日本大震災はマグニチュード9.0という恐ろしい規模の地震であり、これと比べてしまうとさほど大きな地震ではないと思ってしまいがちですが、マグニチュード7.1というのは2004年の新潟中越地震のマグニチュード6.8を上回り、マグニチュード7.4であった阪神・淡路大震災のに匹敵するほどの規模なのです。その他、マグニチュード5~6クラスの地震は毎日のように起こっており、良い意味でも悪い意味でも、人々が地震慣れしてしまっている現状です。
余震によって最も警戒すべきことは、建造物や山や木が少しずつダメージを受け、何かの拍子に一気に崩壊してしまう可能性があるということです。また、地盤が緩んでいることも多く、街中の通行にも危険が生じることがあります。このように、余震によって引き起こされる二次災害を防止することが、震災後の大きな課題となります。
建物や、電柱、看板などは見た目以上に損傷を受けてもろくなっているいる可能性もあり、次の余震によって崩壊する可能性もあります。そしてその余震はいつ襲ってくるかわかりません。
日々が入っている建物やブロック塀、電柱などには不用意に近づかないようにしましょう。また、建物の下を通行する際は特に気をつけてください。
また、地震発生後に雨が降ると、地震で緩んだ地盤がさらに不安定になり、土砂崩れや地すべりを起こすことがあります。山の斜面には近づかないようにしましょう。
そして、続く余震に備えて今まで以上に地震対策を強化してください。
必要以上に不安を持つ必要はありませんが、備えておくことに越したことはありません。

